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アレルギー性鼻炎の原因と症状、対策

アレルギー性鼻炎とはアレルギーの原因となる特定の物質が鼻や口をとおして体に入り、体の防御システムが自分以外の異物と判断し、それを排除しようとする、反応が過剰になることで引き起こされます。今回はこのアレルギー性鼻炎の原因と、予防法、対処法についてご紹介します。

アレルギー性鼻炎とは

アレルギーの原因となる特定の物質(アレルゲン)が鼻や口をとおして体に入り、体の防御システムが自分以外の異物と判断し、それを排除しようとする、反応が過剰になることで引き起こされます。おもに「くしゃみ、鼻水、鼻づまり」といった鼻炎症状が続く状態をアレルギー性鼻炎と呼びます。ハウスダストが主な原因で季節に関係なく症状が起こる通年性アレルギー性鼻炎と、主に花粉によって症状が起こる季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)の2つに大きく分けられます。

アレルギー性鼻炎の「原因」

アレルギー性鼻炎の原因としてもっとも多いのが花粉で、スギ花粉、ヒノキ花粉は1月から6月、イネ科花粉は5月から10月、ヨモギ花粉やブタクサ花粉は9月から10月が花粉の時期です。この他にもアレルギー性鼻炎を引き起こす花粉は一年を通して飛散しています。アレルギー体質の方は一年中何らかの花粉症の症状で悩まれている方が多いようです。通年性アレルギー性鼻炎の場合は、ダニや家の中のホコリ、カビ、ペットの毛、フケなど、身近な生活の中に潜んでいます。食生活の乱れや疲労、ストレスはアレルギーの症状を悪化させる原因になりますので、注意をはらう事が大切です。

アレルギー性鼻炎の「症状」

アレルギー性鼻炎がひどくなると、鼻の症状だけではなく、目、のど、皮膚などでも炎症の症状がみられることがあります。のどがかゆい、のどがいがらっぽい、皮膚がかぶれる、皮膚が痒くなる、目のかゆみや充血、涙目、目の中の異物感、耳の中のかゆみ、あとは頭痛、微熱、全身の倦怠感などが起こります。
花粉が飛散する時期は、風邪やインフルエンザが流行する時期と重なる時があり、その時期は風邪なのか花粉症なのか判断が難しい事があります。そこで見極めるポイントをおさえておきましょう。

風邪とアレルギー性鼻炎の特徴

風邪とアレルギー性鼻炎の特徴には以下のようなものがあります。

風邪の症状

鼻の症状 粘った感じの、膿のような鼻水、
単発的に出るくしゃみ
症状が出る期間 約1週間から10日間
熱の状態 約37度から38度の熱が出る
目の症状 特になし

アレルギー性鼻炎

鼻の症状 水のような鼻水が頻繁に出る
発作的に連続して出るくしゃみ
症状が出る期間 約2ヶ月から3ヶ月
熱の状態 微熱程度
目の症状 アレルギー性結膜炎としてのかゆみ、
充血、涙目など

アレルギー性鼻炎の「対策」

①アレルギー物質(アレルゲン)対策

アレルギー体質の人は複数のアレルギー物質(アレルゲン)に対して過敏に反応を起こす傾向がある為に、積極的に予防や対策をしていきましょう。
花粉シーズンに外出をする際は、帽子、メガネ、マスクの着用。帰宅したら、帽子や着ていた衣服に付着した、ホコリや花粉の除去をする。うがい、手洗い、洗顔、出きれば鼻の中を洗う。洗濯物や布団は外には干さず乾燥機を使うようにする。エアコンのフィルターは定期的に清掃しましょう。家の中は掃除機をこまめにかける。ダニが繁殖しやすいカーペットやぬいぐるみは、ダニが繁殖しやすい環境にしない。
室内の換気(窓を開ける)は夜間におこなう。空気清浄機の使用は効果的です

②規則正しい生活

過労やストレスは身体の免疫力を低下させます。さらに自律神経のバランスが崩れると、アレルギー物質に過敏に反応しやすくなるといわれています。
日ごろから規則正しい生活を心掛け、リラックスできる時間を作りましょう。

③食べすぎない

高たんぱく、高カロリー、高脂肪の食事はアレルギー体質を促進させるといわれています。また偏った食べ物を取り過ぎる事で、過敏反応を起こす事があります。アレルギー性の高い食品(卵、牛乳、大豆)、加工食品や食品添加物を多く含む食品を取り過ぎない事、塩分・糖分を控えめに、バランスの良い食事を心掛けて、たばこやアルコール、香辛料などの刺激の強いものを控えるようにしましょう。

④栄養素をとる

ビタミンB1

「ビタミンB1」は皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きや、脳神経の正常な働きに関係しています。(鼻詰まりや全身の倦怠感で集中力が無いときに摂取すると効果的です。)
ビタミンB1を多く含む食品は以下です。

  • 豚肉
  • レバー
  • 豆類
  • 玄米
  • 胚芽米
  • 全粒粉
  • ごま
ビタミンB2

「ビタミンB2」は主に皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。
ビタミンB2を多く含む食品は以下です。

  • レバー
  • うなぎ
  • 納豆
  • 乳製品
  • 緑黄色野菜
  • 海藻類
  • 落花生
ビタミンB6

「ビタミンB6」は皮膚炎を予防することから発見されたビタミンです。免疫機能を正常に保ち、筋肉や血液などがつくられたりする時に働きます。
ビタミンB6を多く含む食品は以下です。

  • かつお
  • まぐろ
  • レバー
  • 玄米
  • 胚芽米
  • 全粒粉
ビタミンA

「ビタミンA」は目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強めたりする働きがあります。
ビタミンAを多く含む食品は以下です。

  • 豚肉
  • レバー
  • うなぎ
  • バター
  • チーズ
  • 牛乳
パントテン酸

「パントテン酸」はコレステロールや、ホルモン、免疫抗体などの合成に関係しています。これらのことから、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きもしています。
パントテン酸を多く含む食品は以下です。

  • 豚肉
  • レバー
  • うなぎ
  • バター
  • チーズ
  • 牛乳
マグネシウム

「マグネシウム」は神経の興奮を抑えますので、ストレスが多いときは積極的に摂取しましょう。
マグネシウムを多く含む食品は以下です。

  • 玄米
  • 胚芽米
  • 全粒粉
  • アーモンドなどの種実類
  • 海藻類
  • 納豆

まとめ

セルフケアや市販薬(薬剤師さんがいる、薬局で購入しましょう)で早めの対策をうち、少しでも症状を軽くしましょう。症状がひどくなれば、専門の医療機関の受診をお勧めします。