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MCTオイルでバターコーヒーダイエット

MCTオイルとは中鎖脂肪酸トリグリセリドのことで、他の油と比べて代謝がされやすく、体内に入ると速やかに消化・吸収され、素早くエネルギーとして消費されます。
脂肪の分解の速さは植物油と比べると4倍もの速さになり、体脂肪として蓄積されにくいのが特徴です。

今回はこのMCTオイルを使用したバターコーヒーでのダイエットについて解説します。

バターコーヒーを作り方

バターコーヒーの作り方は、簡単で質の良いコーヒーにグラスフェッドバター(牧草だけで育った牛の乳を使用したバター)とMCTオイルを加え、ブレンダーや泡立て器でしっかり混ぜる、これだけです。

  • 暖かいブラックコーヒーをコップ1杯分用意
  • グラスフェッドバター大さじ1杯、MCTオイルを大さじ1杯加える
  • ミキサーやブレンダーなどで撹拌する

これだけでOKです。

MCTオイルを入れるだけでもOK

混ぜるだけとはいえ、ブレンダーを使うのがひと手間なので、「忙しい朝に毎日続けるのが負担・・・」という方もいらっしゃると思います。また、グラスフェッドバターは近隣のスーパーではおそらく入手しづらいでしょう。そんな方はより簡単に、コーヒーにMCTオイルを浮かべるだけでも良いかもしれません。

食事に取り入れる方法もOK

コーヒーが苦手な方や、カフェインが気になる方は食事にMCTオイルを取り入れるだけでも効果が期待できます。
例えば「ささみ+生野菜or温野菜のサラダ」にMCTオイルを加えたドレッシングをかけるというのも一つの手です。ダイエットに必要なたんぱく質・ビタミン・ミネラルを確保でき、かつMCTオイルの摂取も可能です。

MCTオイルの選び方

MCTオイルは効率の良いエネルギー摂取や食事制限を目的として、医療の現場で長年使用されてきました。
医療用として広く使われているため、MCTオイルだけならドラッグストアなどで比較的簡単に入手が可能です。たくさんの種類から選びたいのなら、インターネットでの購入が良いでしょう。MCTオイルはココナッツ由来とパーム由来に分かれますが、ココナッツ由来の方が酸化しづらいと言われています。酸化した油脂は身体に有害なので、ココナッツ由来で褐色など有色の容器に入った、酸化に配慮されたものがおすすめです。
また、MCTオイルの成分の中でもC8(カプリル酸)が90%以上で構成されたものが最も効果的です。

要約すると・・・

  • ココナッツ由来
  • C8(カプリル酸)が90%以上で構成されている

といったMCTオイルを選びましょう。

オススメのMCTオイル「3選」

以下はMCTオイルで効果があるとされる、ココナッツ由来、C8が90%以上構成のMCTオイルです。

MCTオイル C8 パーフェクト・ケト 500ml「100%ココナッツ由来・無添加・カプリル酸 (C8) だけの中鎖脂肪酸オイル」2,784(2023.08.13/Amazon)
仙台勝山館 MCTオイル C8-MAX 450g 中鎖脂肪酸 C8 ココナッツ由来3,726(2023.08.13/Amazon)
KAWASHIMAYA オーガニック C8 MCTオイル480ml(約430g)3,218(2023.08.13/Amazon)

MCTオイルの取り扱いについて

MCTオイルはその性質上酸化しやすい油です。
最初の購入は酸化を防ぐため少量にとどめておきましょう。割高にはなりますが個装タイプも販売されています。また、通常のサラダ油のように加熱するのはNGです。火にかけると煙が出て嫌な匂いが立ち込めます。
熱いコーヒーに混ぜるのは問題ありませんが、直接火にかけないようにしましょう。

バターコーヒーダイエットの注意点

バターコーヒーダイエットは効果が期待できますが、注意点もいくつか存在します。
まず、バターコーヒーダイエットに合わせて、運動や食事制限を一定以下まで行わない限り、効果が薄いということを理解しておくことが重要です。
バターコーヒーは「日常にプラスすると痩せる」というものではありません。あくまで食事との置き換えをすることで、朝食や間食からのエネルギー摂取を抑えるといったものになります。
朝食も間食も食べてバターコーヒーもしっかり飲むというやり方ではカロリー過多、余計に太ってしまいます(バターコーヒー自体カロリーは高く、市販のバターコーヒーの場合1本で150kcal程度あります)。

また、安価なバターや一般のオイルを使用すると、逆効果となり健康的にも悪影響になります。
さらに、バターコーヒーダイエットの際は、摂取量を守ることが大切です。
朝食代わりにバターコーヒーを摂取し、1日のエネルギー源として利用するのが一般的な方法です。

そして、体質によりますがMCTオイルをいきなり多量に摂取して下痢をする方もいます。
多ければ多いほどダイエット効果があるというものではありませんので、最初はティースプーン1/2~1杯程度の少量から始めましょう。

カフェインに気をつける

バターコーヒーダイエットを行う際は、カフェインの摂取に注意が必要です。
カフェインの過剰摂取は、不眠や動悸、胃の不快感などの副作用を引き起こすことがあります。
一般的に、1日のカフェイン摂取量は400mg程度が適量とされています。
コーヒー1杯あたりのカフェイン含有量は、ブランドや品質によって異なるため、必ずパッケージなどをみて確認しましょう。
また、カフェインに敏感な方は、夜間、寝る前は控えるようにしてください。

より効果的なバターコーヒーの飲み方

MCTオイルとグラスフェッドバターを組み合わせたダイエットの効果をさらに高めたい場合は以下の点を心がけると効果がアップします。

摂取タイミング:朝

バターコーヒーダイエットで最もおすすめの摂取タイミングは、朝食前です。
空腹時にバターコーヒーを摂取することで、エネルギー効率が高まり、脂肪の燃焼が促進されます。
また、基本的な使い方としては朝食などをバターコーヒーに置き換えることになりますが、これにより、糖質の摂取を抑えることがでで、ダイエットに効果的です。
さらに、コーヒーのカフェインによって覚醒効果があり、朝のエネルギーとしても役立ちます。
また、運動と併用することで、さらなるダイエット効果が期待できます。

効果的な運動と併用でさらなるダイエット効果アップ!

バターコーヒーダイエットに効果的な運動を併用することで、より効果的なダイエットが可能です。
まず、朝のバターコーヒー摂取、覚醒効果がありますので、合わせて、有酸素運動を行いましょう。
ウォーキングやジョギングなどの軽い運動から始めると、無理なく続けられるでしょう。また、筋トレも効果的です。
筋肉を鍛えることで基礎代謝が上がり、脂肪の燃焼が促進されます。運動を継続することで、バターコーヒーダイエットと相乗効果が生まれ、さらなるダイエット効果が得られます。

まとめ:MCTオイルでバターコーヒーダイエットを始めよう!

バターコーヒーダイエットは、効果的なダイエット方法として注目されています。
体質に合うか合わないかなどもあるのでまずは少量から行ってみましょう。

また、置き換えダイエットは必要な栄養素が摂れなくなるので、過度に行うのはおすすめできません。そのため朝食のみの置き換えにとどめ、たんぱく質やビタミン、ミネラルの摂取も心がけるようにしましょう。

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